ルカ 19:28-44     小牧ホープチャペル

 

「イエス・キリストの入場」        藤野純一


テーマ  神に信頼し、へりくだって、神とともに歩むことが、神の力がはっきりと表されることになる。

v28 <イエスはさらに進んで、エルサレムへと上って行かれた。

 ろばの子に乗られる  v29-35

v29 <オリーブという山のふもとのベテパゲとベタニアに近づいたとき

v30 <子ろば

なぜ、<子ろば

→ ゼカリヤ 9:9 <娘シオンよ、大いに喜べ。娘エルサレムよ、喜び叫べ。見よ、あなたの王があなたのところに来る。義なる者で、勝利を得、柔和な者で、ろばに乗って。雌ろばの子である、ろばに乗って。

→ ゼカリヤ 9:10 <わたしは戦車をエフライムから、軍馬をエルサレムから絶えさせる。戦いの弓も絶たれる。彼は諸国の民に平和を告げ、その支配は海から海へ、大河から地の果てに至る。

・これまで、イエスは、ご自分をキリストとして公に示そうとはされなかった。

→ マタイ 16:20 <そのときイエスは弟子たちに、ご自分がキリストであることをだれにも言ってはならない、と命じられた。

 人々が神を賛美する  v36-38

v36 <イエスが進んで行かれると、人々は道に自分たちの上着を敷いた。

→ 列王記Ⅱ 9:13 <すると、彼らはみな大急ぎで自分の上着を脱ぎ、入り口の階段にいた彼の足もとに敷き、角笛を吹き鳴らして、「エフーは王である」と言った。

v37 <イエスがいよいよオリーブ山の下りにさしかかると大勢の弟子たちはみな、自分たちが見たすべての力あるわざについて、喜びのあまりに大声で神を賛美し始めて、

ヨハネの福音書では、

→ ヨハネ 12:16 <これらのことは、初め弟子たちには分からなかった。しかし、イエスが栄光を受けられた後、これがイエスについて書かれていたことで、それを人々がイエスに行ったのだと、彼らは思い起こした。

→ ヨハネ 12:17-18 <さて、イエスがラザロを墓から呼び出して、死人の中からよみがえらせたときにイエスと一緒にいた群衆は、そのことを証しし続けていた。群衆がイエスを出迎えたのは、イエスがこのしるしを行われたことを聞いたからであった。

v38 <こう言った。「祝福あれ、主の御名によって来られる方、王に。

 神の目的が成就する  v39-40

v39 <先生、あなたの弟子たちを叱ってください。

v40 <もしこの人たちが黙れば、石が叫びます。

→ ローマ 8:19 <被造物は切実な思いで、神の子どもたちが現れるのを待ち望んでいます。

→ 創世記 1:26-27 <神は仰せられた。「さあ、人をわれわれのかたちとして、われわれの似姿に造ろう。こうして彼らが、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地の上を這うすべてのものを支配するようにしよう。」神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして人を創造し、男と女に彼らを創造された。

・すべての歴史と被造物は、ここに向かって動いて来た。

神のさばきが表れる  v41-44

v44

彼らはおまえの中で、一つの石も、ほかの石の上に積まれたまま残してはおかない。

 私たちにとって

・私たちの心にはメシアが入場しておられる。

・へりくだりの中で、キリストがご自身を表される。

→ イザヤ 42:1 <「見よ。私が支えるわたしのしもべ、わたしの心が喜ぶ、わたしの選んだ者。わたしは彼の上にわたしの霊を授け、彼は国々にさばきを行う。

v2 <彼は叫ばず、言い争わず、通りでその声を聞かせない。

v3 <痛んだ葦を折ることもなく、くすぶる灯芯を消すこともなく、真実をもってさばきを執り行う。

v4 <衰えず、くじけることなく、ついには地にさばきを確立する。島々もそのおしえを待ち望む。

→ コリントⅡ 10:4 <私たちの戦いの武器は肉のものではなく、神のために要塞を打ち倒す力があるものです。

今週の聖句  ゼカリヤ 9:9 <喜び叫べ。見よ、あなたの王があなたのところに来る。義なる者で、勝利を得、柔和な者で、ろばに乗って。雌ろばの子である、ろばに乗って。